大家さんとイギリス英語・アメリカ英語の違いについて考えみてわかったこと

私の大家さん

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 出典:Pixabay

 

私の大家さんは在英40年以上のとっても尊敬できる日本人女性です。

この大家さんがどんな方で、私たちがどのように知り合ったのか?

今回の記事を読む前に、以前の記事をご覧になると、今回の記事をもっと楽しく読めると思います。 

ucl.hatenadiary.com

 

以前の記事で書きました通り、ベストマッチな私たちなのですが、

先日ふとした時に、二人でイギリス英語とアメリカ英語の違いについて考えてみたんです。(*こんな話しが永遠にできるのも、ベストマッチな関係なんでしょう)

 

さて、ここで、みなさんにも考えていただきたいのですが、イギリス英語とアメリカ英語の発音の違いって、なんだと思いますか?

大家さんの英語

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 出典:Pixabay

 

私の大家さんの英語は、とても綺麗な「イギリス英語」です。

とてもカッコよく、まるでイギリス人かのように話されます。

これほどの英語力を身に付けるまで、大家さんは相当な努力をされたのだと思います。

 

言語って、不思議なもので、外国に行くだけでは身につきません。

「これでもか〜!!」とストイックにやり続けることが大切です。

これは、私と大家さんの共通認識です。

 

そして、残念なことに、私たちの脳って不思議なもので、いくら努力しても、言語は忘れます。

外国に住んでいると、日本語ですら出てこない脳になりかねない。

でも、高齢になって、色々と記憶の引き出しが小さくなってしまった暁には、母語が残るようです。

つまり、私たちにとっては、「日本語」

 

いくら努力して、もがいて、習得した英語力も、いずれは消え去ってしまうかもしれない。と思うと寂しいものです。 

 

ということは、世界中、どこに住んでいようとも、どこに移住しようとも、私たちは日本人であり続けるんだと思います。

 

・・・・話が逸れました(笑)戻ります。

イギリス英語が聞き取れない!

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 出典:Pixabay

 

大家さんのかっこいいイギリス英語に対して、私の英語はアメリカ英語」です。

実は私の英語の発音については、あまり意識したことがありませんでしたが、アメリカ英語に近いかな〜?と思っていたくらいでした。

 

でも、イギリスに来て発音をとても考えるようになりました。

 

初めてイギリスに来て、駅のプラットフォームで、電車を待っている時・・

' Stand behind the yellow line.'

というアナウンスが流れました。

 

その時、私はこのアナウンスが聞き取れなかったんです。

衝撃でした。

この単純なフレーズから、やり直しかい!と愕然としたのを覚えています。

 

このフレーズで、私が聞き取れなかった単語は、'yellow'

 

その他の単語はなんとなく、聞き取れたので、私はアナウンスのあと、目の前にあるyellow lineを茫然と見つめ続けました。

 

その日から、はや約半年。

さすがに、yellowは聞き取れるようになりましたよ(笑)

 

でも、まだまだ聞き取れない言葉はたくさんありますし、私の英語が通じないこともよくあります(苦笑)

 

よく通じなくて2回言い直す必要があるので、

改めて、私の英語って、英語じゃないのか?!!!という疑問が出てきたんです。

 

そんな疑問から、イギリス英語とアメリカ英語の違いについて、大家さんとディスカッションが始まりました。

イギリス英語とアメリカ英語の違い

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 出典:Pixabay

ディスカッションテーマ①:私の英語の発音は何語か?!

単刀直入に私の発音は、どんな発音に聞こえるのか?大家さんに聞いてみました。

そしたら、

まずイギリス英語ではない。とのこと。

でも、日本人英語でもない。とのこと。

そして消去法で、アメリカ英語なのかもしれない!とのこと。

 

もしや、これが原因で、イギリスでは私の発音が通じないのか・・・?

んじゃ、アメリカ人がイギリスに来たら、彼らも英語が通じないのか・・・?

では、私がアメリカに行けば、私の英語は問題なしに通じるのか・・・?

謎は深まるばかりです(苦笑)

ディスカッションテーマ②:なぜYellow が聞き取れなかったのか?!

私:「yellow 言って見てください」

 

大家さん:「yellow」

 

私:「ん?もう一回?」

 

大家さん:「yellow」

 

私:「ん?」「yellow yellow yellow yellow・・・・・」

 

大家さん:「yellow yellow yellow・・・・」

 

私:「・・・・分からなくなってきた(笑)」

 

これを永遠に続けた結論ですが、

*イギリス英語は、yeの部分にアクセントの強さがあります。

アメリカ英語は、lowの部分にアクセントの強さがあります。

 

ちょっと微妙かもしれませんが、実際の発音を、こちらでお聞きください!

https://www.thefreedictionary.com/yellow

 

ディスカッションテーマ③:全体的な違い

*イギリス英語は、一つ一つの単語のアクセントがくっきりしている。

その理由:単語の前の部分に発音のストレスがかかるからのよう。

 

アメリカ英語は、なだらか〜な発音である。

イギリス人にとっては、単語と単語がつながっているように聞こえる。

 

イギリス英語とアメリカ英語の違い応用編

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 出典:Pixabay
 

*辞書のリンクを貼り付けておきますので、ぜひクリックして、聞いてみてください。

①comfortable 

https://www.dictionary.com/browse/comfortable?s=t

*1回目の音がイギリス英語 / 2回目の発音がアメリカ英語

*イギリス英語:「コンフォcomfo」の部分が強い

アメリカ英語:「フォータforta」の部分が強い

 

②qualitative

https://www.thefreedictionary.com/qualitative

*イギリス英語:「テティブtative 」

アメリカ英語:「テイティブtative」エイの発音

 

③quantitative 

https://www.thefreedictionary.com/quantitative

*イギリス英語:「テティブtative 」

アメリカ英語:「テイティブtative」エイの発音

 

 

②と③については、同じ発音の違いなのですが、大学院に通っていると、この二つの単語は毎回のように使います!!

なのに、いまだに私はイギリス発音では話せません。

イギリス風にすると、つっかかります(笑)

そして、アメリカ発音で話すと、「は?」みたいな顔をされるので・・・

「え?私英語できてない?(汗)」ということを繰りかえしています(笑)

 

ということで、イギリス英語とアメリカ英語の違いは、奥深いことがわかりました。

終わり⭐️