【大学院留学延期】deferral request(合格延期申請)を経験して

https://ucl.hatenadiary.com/entry/2019/06/04/163942

はじめに

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イギリスの大学院には、deferral request (合格延期申請)というものがあるのはご存知ですか?

 

日本の大学受験ではあまり耳にすることはないと思いますが、海外の学生はGap Yearといって、1年間ボランティア、インターンシップ、旅などをしてから大学に入学することがよくあります。

このGap Yearを取るためにも、deferral requestを申請する学生が結構います。

 

そして、実は私自身がこのdeferral requestを申請して、イギリスに留学をしてきました。

今回は、なぜdeferral requestを申請したのか?という点についてのまとめたいと思います。

deferral Requestを申請した理由

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私がUCLから合格をいただいたのは2018年3月でした。

そのため、私は2018年9月から1年間イギリスで勉強する予定でした。

 

ですが、UCLに留学を始めたのは、2019年の7月ですので、deferral requestが受理されたので、2019年度入学で、無事UCLに留学しているわけです。

 

私がdeferral 申請をした理由は主に2つあります。

 

奨学金が取れなかったこと

奨学金のお話をした時にも書きましたが、2018年度は奨学金をいただくことができませんでした。

*その時の記事はこちら

 

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奨学金が獲得できなかったので、合格を延期すれば、もう一回奨学金にトライするチャンスが得られると思い、deferral requestの価値があると考えたんです。

 

本当に悩んだのですが、最終的にこの選択は、本当に良かったと思います。

大学院の合格がConditional Offer であったこと

Conditional Offer とは条件付き合格と呼ばれるものです。

条件は人それぞれ違うのですが、

 

私の場合はIELTS条件が求められていました。

  • Overall 7.0 以上
  • Each Component 6.5以上

 

*そのほか、大学で指定している英語の試験であれば、TOEFL等の点数でも代用可能です。しかし、私は他の試験を受けずIELTSのみで勉強を進めました。

 

この条件をクリアすることによって、Unconditional Offer (無条件合格)に変わり、9月からスタートする大学院に入学することができます。

 

当時の私はOverall 7.5だったのですが、 Writingのみ6.0止まりで、辛い思いをしていました。

 

実は、条件はIELTSの目標点数を達成することだけでなく、他にも選択肢が与えられていました。

 

それは、UCLが提供しているPre-sessional Course (英語の集中講義)に参加することです。

 

私は8週間のPre-sessional Course に参加すること求められました。

 

果たして writing を0.5だけあげるために一人で努力するか?Pre-sessional Courseに参加して、deferral をしないか?どっちを取る!!私!??

 

と悩んだんです。

 

ちなみに、8週間のPre-sessional Courseの学費は5,285ポンドです。

日本円では、80万円近い金額です。

 

Pre-sessional コースについての記事はまとめてありますので、こちらをご覧ください。

 

 

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この記事を読んでいただいても分かると思いますが、deferral したのに結局翌年、私はPre-sessional Courseを受講しているんですね・・・(苦笑)

 

 deferral requestを申請してみた

結局私は、1年間合格を延期させるため、7月にUCLへdeferral request を送りました。

 

返信は1ヶ月ほどできました。

 

返信がくるや否や、合格者が見れる個人のPortal(在学生、合格者用Web)の入学時期が2019年度へ変更となりました。

 

ただ、この返事が来るまでの1ヶ月間 

もし合格取り消しになったら、どうしよう・・・・。

と、メールを送ったときは、とても不安でした。

 

なので、2019年入学へ変更になったのを見て一安心したのを覚えています。

 

*ちなみに、UCLの場合Deferral ができるのは1回だけです、

*なお、大学次第で、deferral request が申請できる回数が違うようです。

終わりに  

私はdeferral requestを申請して、1年間というgap yearを手にしました。

心入れ替え!心機一転!!私は・・・

タイで日本語教師という新しい仕事をしながら、IELTSと奨学金申請に向き合いました。

 

この選択はとてもよかったと満足しています。

 

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 IELTSを勉強には、実はタイのバンコクはいい環境なのでは?ということも気づくことができました。

 

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イギリスに来る前、私はタイライフを満喫していました!

IELTSは辛かったけど、これも良き経験でした。

 

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