Tier4 Visaの取得(必要書類)2019年版
出典:Pixabay
はじめに
Tier 4 General Student Visa はイギリス留学には必須アイテムですね。
このビザは、イギリスで勉強する外国人のための学生ビザで、大学院に留学する人は必須です。
しかし、イギリスの語学学校等で勉強する人や、研究目的で大学の研究機関に6ヶ月未満の滞在する場合についてはShort-term Visaという別のビザがあるそうです。
私は、このTier4ビザをタイのバンコクで取得しました。
日本国内で取得する場合と、海外で取得する場合には、提出書類が少し違いましたので、情報共有させていただきます。
Tier4ビザ必要書類
1)パスポート
2)大学発行のCASナンバー
これは、入学金を支払うとすぐに発行してくれました。
*しかし、私のCASはコース終了日が間違っていたので、メールで大学に問い合わせをし、訂正をお願いしました。間違ったCASで申請を行うと、VISAの期限も間違って発行されかねないので、しっかりとCASの情報は確認するようにしましょう。
3)資金証明
私はタイでの申請でしたが、留学資金は日本の銀行に入れていたので、資金証明を取得するために、帰国をしました。
ちなみに、資金証明で必要な金額は、
ロンドンの場合:1ヶ月の生活費(1265ポンド)X9ヶ月分
ロンドン以外の場合:1ヶ月の生活費(9,135ポンド)X9月分
のようです。
そして、28日間以上自分の名義である口座に入れて置かなければいけませんので、前もってお金の準備が必要です。
万が一、口座が別名義の場合(両親の名義等)、別に証明書類が必要になってくるので、できれば自分の名義の口座の方がいいと思います。
資金証明は、英文、ポンドでの記載をゆうちょ銀行にお願いしました。
実家が田舎の方でしたので、すぐ発行していただけるか、電話で確認を入れた上で郵便局へ行きました。
とても丁寧な対応で、1時間ほどで発行してくださいました。
資金証明の発行手数料は500円程度だったと思います。
4)滞在証明
私は知り合いの日本人女性のお宅に1年間住ませていただくことになっております。
寮の場合ですと、大学から滞在証明を発行してくれるようなのですが、私の場合は寮でもなければ、エージェントなどを通さない、個人契約で住宅の話を進めていたので、滞在証明をどうしよう?と悩みました。
結局は、インターネットから探した滞在証明の見本の文章を私が打ち直し、それっぽいものを作成し、メールで日本人女性に送りました。
念には念をということで、滞在証明の原本にサインをしていただき、タイまで郵送していただくという、大掛かりなことをしたのですが、結局あまり突っ込まれることもありませんでした。
5)Tuberculousis test result (結核の検査結果)
日本人は一般的にこの証明書は不必要です。
しかし!
日本人でも、この検査結果の提出を義務付けられている国に6ヶ月以上滞在し、義務付けられている国を出国して6ヶ月未満の場合は必須です。
ということで、私は提出しなければいけませんでした。
この結核検査をやるためには、予約を取る必要があります。
おそらく、バンコクでイギリスのビザを申請したい!という方はとても稀ですので、取得方法は、飛ばしますが、現在日本に滞在しておらず、イギリスビザを申請しようとしている方は、しっかりと結核検査の必要性についても調べて見てくださいね。
この件について、イギリス政府のサイトを載せておきます。
https://www.gov.uk/tb-test-visa
6)申込書
今年から、Tier4の申し込みのシステムが大きく変わったようで、大変混乱しました。
下記のURLから申請を進めると、新しいシステム上で申請を行うことができるはずです。
https://www.gov.uk/tier-4-general-visa/apply
こちらのURLのapply onlineから手続きを進めると、ログインIDを作ったり、VISA申請に必要な質問事項がどんどん出てきます。
それらを全て回答することで、最終的にはオンラインで申し込む書が作成され、バーコード付きの申込書をもらうことができます。
7)英文卒業証明・成績証明書
8)IELTSのスコア
9)ATAS証明(科学系分野の方のみ)
私は不必要でしたが、理系の場合はATAS証明というものを取らなければいけない場合があります。
イギリスでの学びが化学兵器の開発などに使われないように・・・というもののため?みたいです。
ATASが必要とされる学科一覧は下記を参照ください。
10)写真2枚
*一応持って行きましたが、当日写真を撮られただけで、実際は必要なかったです。
万が一のために、持って行った方がいいかもしれません
*写真の指定: 3.5 X4.5 cm だと思います。
https://visafoto.com/gb_visa_photo
11)Biometric Residence Permits(生体認証)
これは、申請日当日に指紋認証を行うものです。
特に準備はいりませんが、現地到着後に生体認証情報カードの受け取りをします。受け取り場所は、おそらくご自身の大学です。
私の場合はUCLから「UCLで受け取りができるので、UCLに指定してください。」とメールをいただきました。
なお、受け取り場所については、「6)申込書の作成時」に入力しなければいけませんので、大学のビザ手続きのサイトをしっかりと確認しておきましょう。
書類が全て整ったら、次はVFSの予約を入れます。
私の場合、資金証明書、住宅証明、結核証明で色々と振り回されましたが、無事Tier 4の書類を集め、ビザ取得までに至りました。
色々と面倒ですが、頑張りましょう!
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