IELTS Writing Task1 ー数字の扱いに気をつけようー
Task1は難易度が高い
IELTSで苦労した中の一つに、WritingのTask1があります。
IELTSの受験記録10回を超えたあたりから、本番でTask1を解く時は手が震えるくらいでした。
まぁ、それもいい思い出?と言いたいところですが、まだ私の心の中では、まだ消化しきれていない思い出です。
私が思うに、IELTSのTask1は英語力以上に
1)グラフの特徴を掴む力
2)情報をまとめる力
が関わってきます。ですから、難易度が高いんです。
私のように、数字に弱くて(昔は強かったんですよ!!)、瞬時にまとめられない人間(私は本当にゆっくり、じっくり派です)にとっては、嫌な問題でした。
中には、ただグラフを書いていることを「書けばいい」とおっしゃる人もいますが、「書けばいい」って、どこをまとめて、どの数字を書かなくていいのか?分かりません。
時には、この問題は答えがObviousでしょ!
なんて、IELTSを受験したことがない人に言われた暁には・・・
心の中に怒りの炎が燃え上がることも・・・(笑)
そんなTask1が大嫌いな私がアドバイスできる
誰でも気をつけられるポイントは「数字」と「単位」の扱いだと思います。
ですから、今日はこの2つをどのように注意するのか?まとめますね。
大きい数字の扱いに注意
(例)Source: IELTS Mentor graph 305
これはインターネット使用者のグラフですね。
イランをは、56.7と書いてあります。
では、イランのインターネット使用者は56.7人なのでしょうか?
違いますね。
しっかりとグラフに単位はmillionと書いてありますので、56.7 million (56,700,000)人です。
56.7 millionまたは56,700,000どちらを書いてもいいですが、数字書く場合は「,コンマ」忘れずに!
小さなミスですが、私は焦っていたり、テンパっていたりすると、やってしまいかねないな〜と思っていたので、注意するようにしていました。
単位の扱いに注意
もう一度、上のグラフを例として使います。
単位はmillionですね。
*ではプチクイズです。
1 なら?ーもちろん、1million。
10なら?ーそう、10 millionです。
*では単位を変更します。
単位は、poundです。
1なら?ー1 pound
10なら?ー10 pounds
複数形のS!!忘れずに!
*では、単位変更です。
単位はpenceです。
5なら?ー5pence (Sはつきませんよ!!)
1なら?ー1 penny (そう、ペニーになるんです。)
*ではもう一つ単位変更です。
単位はeuro です。
1なら?ー1euro
10なら?10euro
単数・複数変わりません。
IELTSの課題で出るとして、単位が変わる通貨は、dollar とpound !
*特にPound!に注意です。
横・縦軸の単位が表すものは何か?
(例)Source: IELTS Mentor 295
このグラフは単位の復習にはとても良いので、ぜひ単位の扱いをどのようにするかも考えてみてください。。
さて、このグラフで鍵となるのは、縦軸ですね。
縦軸は何を表しているのでしょうか?
グラフのタイトルを見ると分かりますね。
Estimated number of Catholics per nation
つまり、Catholics の数字です。
Catholics とは?キリスト教徒ですから、「人の数」を表しているんです。
では、文章を作ります。
The Catholics in the Philippines were 75,940,000 in 2010.
(和訳:2010年、フィリピンのキリスト教徒は75,940,000でした。)
これは良い文章でしょうか?
いいえ、IELTSが求めているのは、これではありません。
この表は「人の数」を表しているので、その点をしっかりと書きましょう。
つまり、
The population of Catholics in the Philippines was 75,940,000 in 2010.
(和訳:2010年、フィリピンのキリスト教徒の人口は75,940,000人でした。)
や
The number of Catholics in the Philippines was 75,940,000 in 2010.
(和訳:2010年、フィリピンのキリスト教徒の人数は75,940,000人でした。)
この小さな違いが、バンドスコアに大きな違いを生みます!
書けていなかったな〜と思う方は、ぜひ、いますぐ実践しましょう。