外国人の友達の見つけ方ー英会話・IELTSスピーキング対策ー

IELTSスピーキングはSection1から3まであるので、IELTS用のスピーキング対策をすることは必須ですが、スピーキングの点数向上のためには、元をたどると、どれだけ普段から英語を使っているか?という点が本番の鍵でもあります。

 

でも英会話をする相手ってどうやって見つけていますか?

今日は、もっと気軽に日本にいながら英会話をする相手の見つけ方をご紹介いたします!! 

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目次

IELTSスピーキング対策と日常英会話 

IELTSのスピーキングで高得点を目指したい!と思っている方は、日常英会話に取り組んだところで・・・と思ってしまうかもしれません。

確かに、IELTSスピーキングには、IELTS用の対策はあります。

ですが、日常英会話を練習することもIELTS対策として大きな意味があります。

それは、IELTSでは4つの評価項目のうちPronunciation(発音)とFluency(流暢さ)が2つの項目を占めているためです。

 

Pronunciationを勉強するならば、やっぱり英語で話をして、外国人に自分の英語が正しく伝わっているのか?どうか?を体験しなければ、Pronunciationの良し悪しは分かりませんよね。

色々な人の発音を聞いていると、IELTSでは訛りのある発音でも、高得点が出ます。

つまり、ネイティブと同様の発音ではなくとも、相手に伝わる程度の発音であればいいということです。

 

Fluencyについては、普段から英語に慣れ親しんでいることで、どんどん言いたいことが出てくるようになるはずです。

それもやっぱり、IELTS対策!として勉強を進めるのではなく、外国人の友人と話をしたいから、英語を話しているという状況が作れたら、どれだけ理想的か・・・。

私は、この理想を現実に変えて、スピーキング力を向上させていきました。

取り組めそうなものがあれば、皆さんもトライしてみてくださいね。 

 

外国人の友人を見つける場

とりあえず、私は地域密着型の無料の方法で外国人の友人を見つけることができないかな?と考えました。

そして、次のような活動に積極的に取り組んでいきました。

 

1.国際ボランティアの登録

それぞれの自治体には、国際課という課が設置されています。

そこでは、国際ボランティアを募集していることが多いです。

国際ボランティアは、英語の通訳、英語関連のイベントのお手伝いなどをします。

報酬がないことが多いのですが、都道府県に派遣されている国際交流員と出会う絶好のチャンスです。

 

国際交流員(CIR)とは、全都道府県に派遣されている外国人スタッフのことです。

主に、それぞれの地域で国際交流活動を行なっています。

毎年のように新しい国際交流員の方が各都道府県に派遣されるので、彼らと出会うためには、国際課の国際ボランティア登録がおすすめです。

なお、国際交流員は、学校に派遣されているALT(外国人の英語教員)とのネットワークも濃いので、国際交流員と仲良くなった暁には、ALTの外国人とも仲良くなれる機会があります!

 

2. 国際フェスティバルの参加

これも国際交流員の方々が大活躍しているイベントです。

都道府県で、毎年のように開催されているです。

実は、このイベント国際交流員だけでなく、元JICAの協力隊員の方々も多く参加されています。

元JICAの協力隊員の方々は、英語に積極的な方が多く、外国人のお友達も多いです。

そのほか、外国ネットワークを持っている日本人がたくさん参加されているので、このような日本人を通して、外国人のお友達を紹介してもらうのもいいかもしれません。

 

3. JICA研修員の発表会

JICA 関連でもう一つ。

JICAの事務所が近い所にお住いの方は、絶好のチャンスです。

実は、毎年JICAには海外からの研修員がきています。また、大学の留学生などもJICAの研修を受けている場合もあります。

そして、彼らは定期的に文化紹介をしてくれています。

JICAのオフィスに行くと、このような案内がありますので、ぜひ一度足を運んで、研修員の発表会に参加されてみると良いと思います。

きっと、外国人のお友達発掘に繋がるはずです!

 

4. ホームステイの受け入れ

ホームステイの案内などは、地域のフリーペーパーや市報に掲載されることがあります。ですから、私は地域のフリーペーパーと市報のチェックは欠かさず行なっていました。

また、都道府県の国際課ではメーリングリストがあります。

そちらに登録することで、ホームステイの案件がある時は、連絡がもらえるます。

ホームステイの機会は、とても良い英語を使うチャンスですので、おすすめです。

私はフィリピン人と中国人を受け入れたことがあります。

 

5. 日本語支援ボランティアの参加

現在日本には、外国人が増えています。

それに伴って、彼らの言語支援として日本語教室が各地で開催されています。

多くは、ボランティアによって運営されているのですが、そのボランティア登録することも、外国人の友人を作る絶好のチャンスだと思います。

もちろん、この場合は私たちが日本語の指導にあたるのですが、とても気があって、仲良くなった場合は、一緒にお出かけすることも?

そんな時は、ボランティアと生徒の垣根を超えて、友達として自由にお互いの勉強のためにも、バイリンガルで話をすることもできると思いますよ。

 

まとめ

外国人のお友達を作る目的は、自分が英語を勉強したいから!IELTSのスピーキングで良い点数を取りたいから!という目的だけが先行せず、国際交流や異文化交流を目的にできたら良いと思います。

また、ボランティア精神を持って、相手を助けることから始めるのをオススメします。

 

そうすると、どんどん距離感が縮まって、とても気の合う言語パートナーと出会えると思いますよ。

 

私の時は、このような機会を得て、ペルー人とブラジル人の女性ととても仲良くなりました。ペルー人と富士山を登った思い出は、一生忘れません。

今はもう、南米に帰ってしまい、なかなか会うことができないのですが、将来南米に遊びに行く時は、必ず会いに行こう!と思っています。