ロンドンではスリに注意しましょう!

 

 

 

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ロンドンのスリには気をつけよう

今日は、スリのお話です。

よく話は聞くと思いますが、ロンドンではスリ 'Pickpocket'が横行しています!!

「自分は被害に合わない!大丈夫!!」と高を括っていると痛い目に合います。

 

 

イギリスに住んで2ヶ月、スリの被害に合った人が多数います。

今日は、どんな例があるのかご紹介いたします。 

被害者Aさん ー楽しいカフェが・・・Part1ー

カフェで4人で食事をしていた時のことです。

Aさんはチャックのなしのカバンを椅子の斜め横に置き、話に夢中になっていました。

 

隣の席には、お洒落なカフェに似つかわしくない2人の男が座り、コーヒー一杯だけ頼み、他は何も頼みませんでした。

 

「変なお客さん」とAさんは思ったそうです。

 

その二人組が、Aさんよりも先にお会計のレシートをもらい50ポンド札でお金を支払い、お釣りを受け取っていたのだけは、視界に入ったそうです。

それ以外は、何も気づかなかったそうです。

 

二人組がカフェを去って数分後、カバンを見ると、お財布が少し飛び出ていたので、不思議に思って、お財布を開けると、Aさんのお札が全て無くなっていたそうです。

被害は200ポンドくらいだそうです。

被害者Bさん ー楽しいカフェが・・・Part2ー

Bさんもお友達とカフェで食事をしていたそうです。

 

カバンは、椅子の横におき、違和感もなく、お会計の時にお財布と携帯のバッテリーチャージャーが無くなっていることに気づいたそうです。

 

お財布には、デビットカードが入っており、そのデビットカードを使って800ポンドの買い物がされたということでした。

 

なお、バッテリーチャージャーを入れていた、可愛らしいポーチは、カフェを出てすぐの場所に捨てられていたそうです。

 

***A・Bさんからの教訓***

①バッグは自分の目のつく場所に置くこと!

②バッグは床に置かないこと!

被害者Cさん ー高額な被害!ー

Cさんの被害は、高額です。

新品の車を買って数週間後、その車が盗まれました。

後日、その盗難車は、ヨーロッパのある国で発見されたそうです。

 

***Cさんからの教訓***

①今の車は、スマートキーなので車も簡単に盗むことができる!!

②スマートキーの保管場所は、車からなるべく離れた場所に! 

被害者Dさん ーバッグの背負い方ー

小さなショルダーバッグを背中に背負い、ショッピング街を友達と歩いていました。

ある時、友達に「バッグ開いているよ!」と声をかけられて、バッグを確認すると、お財布が無くなっていたそうです。

クレジットカード、ATMカード、現金などの被害がありました。

 

***Dさんからの教訓***

①ショルダーバッグの背中がけは危険

②不要なカードは財布に入れて持ち歩かない。

③できれば、キャッシュレス・カードレスの支払い方法を習慣づけると、被害額が少ない。

 被害者Eさんー大学でも?!ー

大学の空き部屋で勉強をしている時、トイレに行きたくなってPCや自分の荷物を置いてトイレに行きました。

「大学だから大丈夫!数分だし!」と安心して、トイレに立ちました。

トイレから帰ってくると・・・、PCが盗まれていたそうです。

 

***Eさんからの教訓***

①大学も危険だ!

②トイレの数分も、荷物を持参すべし!

 被害者Fさんー私が目撃者!ー

私がセントパンクラス駅(ユーロスター乗り場の近く)で勉強している時に事件は起こりました。

セントパンクラス駅は、通路の両サイドにお洒落なお店が立ち並んでいて、真ん中にはベンチがあります。

ちょうど私が座っているところは、テーブルもあり、PCを使うにはちょうどいい場所でした。

*テーブル二台と、両サイドに通路方向を向いたベンチが2台ずつありました。

*手書きの図を参照してください。

 

すると、私の右手から黒人の変なおじさんエーデルワイスを大声で歌いながら歩いてきました。

 

「うわ、変なおじさん!目が合ったら、怖いからPCを見てよう!」と思って、PCだけ見ていました。

私の周囲に座っている人も変なおじさんだな〜と彼ばかりを見ていました。

 

そして、そのおじさんが通り過ぎた後、私の左側のベンチから、女性が・・・

女性「あの、みなさん、すいません!!ここに置いていた、私のPC見ませんでしたか!!?」と。

 

 

 

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私は、その瞬間何が起こったのか分かりませんでしたが、私のすぐ横で、スリが起こった!!ということでした。

 

驚きました。

 

その女性は、数分間ベンチに荷物を置いて、近くのお店に入ったそうです。

たったの数分と言っていました。

 

その数分間に何が起こったのか?と思い返すと・・・

 

あのエーデルワイスおじさんしか思い当たる節がありません。

 

きっと、あのエーデルワイスおじさんは、スリグループの仲間で、みんなの視野を右方向に集める役割だったのでしょう。

その隙を狙って、グループのもう一人がPCを盗んでいたんだと思います。

 

間近で発生したスリの現場。

 

私はゾッとしました。

 

***Fさんからの教訓***

①スリは、どんな所でも起き得る。

②スリは本当に一瞬!

 

 

今回の話は全て私がこの2ヶ月で聞いた実話です。

みなさんにも魔の手が迫っています。

もちろん、私にも魔の手は迫っています。

危機管理重要です。

 

もう一度書きます。

「ロンドンではスリに注意しましょう。」