海外留学を目指している人が読むべきオススメの一冊

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 出典:Pixabay

 

はじめに

みなさんは、本を読みますか?

読書は好きですか?

私は幼い頃、図書館は好きでしたが、本は借りるだけ借りて、全然読まないことばかりでした(笑)

ですから、読書はあまり好きな方ではありませんでした。

 

でも、修士論文で本をたくさん読んだことをきっかけに、読書に対する苦手意識は徐々に消えていきました。

ですが・・・

大学院を卒業したあとは、時間がない・仕事が忙しいという言い訳をつけて、積極的に本を読んだりすることはありませんでした。

読書と学力

そんな私が、今では毎日、本を読んでいます。

私の読書スペースは、地下鉄の中

日々の気分で、日本語の小説、英語の小説、英語の論文、日本語の論文など、自由に読んでいます。

 

なぜ、私がプチ読書家になったのか?

その理由は、私が教員をしていた頃に、遡ります。

 

一般的に「本を読む子は頭がいい!」と言われていますが、教員として働いていても、本が大好きな子って、本当に優秀でした。

 

知識が豊富で、表現力も豊かでした。

 

「私も、幼い頃もっと本を読んでいたら頭良くなれたんだな〜」と教員をしながら感じる時もありました(笑)

 

朝読書の時間

本の学校毎朝15分、朝読書の時間を設けられている学校が多いと思います。

もちろん、先生は15分朝読書監督をするわけです。

その15分間、私は生徒の様子を伺ったりして過ごしていました。

 

しかし、

中には読書が嫌いで、ぼーっとしている子もいます。

宿題を忘れて、一生懸命15分を使って、宿題をおわそう!と必死な子もいます。

それを見逃さず、注意していたのですが・・・。

 

私はある時、教師ならば自分も読書をすべきなのではないか?!と感じました。

朝の15分、私は子どもたちに「本を読みなさい」と言うのではなく、「みんなで本を読みましょう」と言いたいな!と思い、私も読書をすることにしたんです。

 

100冊リーディング

読書をすると決めたら、一応宣言しよう!と思い(笑)

子ども達に、「私は1年間で100冊本を読みます」と宣言しました。

 

これには私なりの伝えたいことが2つありました。

一つは、「本を読むことは大事だから、一緒に本を読もう!」ということ。

二つは、「目標を持って、それを達成するために努力をすることは大切なんだよ」ということ。

このメッセージが子供たちに伝わったかどうかは分かりませんが、この宣言をした日から、私は追われるがままに、本を読みあさりました。

 

子ども達には、

「先生大丈夫?」

「この本面白いよ!」

「今先生何冊目ですか?」

たくさん声をかけて、応援してもらいました(笑)

 

でも、読書が習慣付いていない私には、はっきり言って、キツかったです(笑)

ですから、読書が苦手な子は、毎日読書するのキツイだろうな〜と思いました。

(子供の立場になるって、こういうことなんだな〜と思いました)

 

実は、私は1年間で100冊は読めませんでした。

でも、1年と2ヶ月くらいかな?

時間はかかりましたが、100冊読み終わることができました。

終わった時は、すごい達成感がありました(笑)

そして、最初は子ども達の見本を!なんて思っていましたが、もう最後は自分との戦いでした(笑)

 

読んだ100冊は全てタブレットに記録をしています。

 

この100冊リーディングを経験し、いつの間にか、私は読書をするという習慣が定着していました。(副産物?笑)

 

だから、今も地下鉄の中で本を読んでいるんです。

 

オススメの一冊

この100冊リーディングをした時期は、実は留学準備を進めている時期とかぶっていたため、少しでも留学関係の本を読めたら一石二鳥だな〜と思い、手に取った本がありました。

これが、松田悠介さんのグーグル、ディズニーよりも働きたい「教室」です。

 

ぜひ、留学を目指している方に読んでいただきたいオススメの一冊です。 

グーグル、ディズニーよりも働きたい「教室」

グーグル、ディズニーよりも働きたい「教室」

 

 

この本とは、私がまだ留学を考え始めた段階で、UCLという大学どころか、留学先の大学さえ決めかねている時に出会いました。

 

筆者の松田さんは、元体育の先生でした。

そして、留学先として選んだのは、ハーバード大学

どのようにハーバード大学へ留学をしたのか?留学準備についても詳しく書かれてありました。

 

特に、素晴らしいな〜と思ったのは、松田さんは、ハーバード大学卒業後、アメリカで知ったNPO団体のTeach For Americaに共感し、Teach For Japanを立ち上げたことです。

 

Teach For Americaでは、教育に熱意のある者に研修を行い、彼らを教育難関校派遣しています。

アメリカは、多民族国家で人種や地域による学力格差が激しく、教育難関校の先生方はとても大変な状況です。

そのため、Teach For Americaはこれをサポートするようなシステムを作っているんです。

 

一方、日本ではどうでしょうか?

もちろん日本にも教育格差は存在します。このことから、松田さんは、Teach For Americaの日本版、Teach For Japanの立ち上げを行ったんです。

ハーバード大学への留学準備、学びだけでなく、留学後の活動について、とても分かりやすく書かれている一冊。

私は、取り憑かれるようにサラッと読んでしまいました。

そして、私に夢を与えてくれました。

終わりに

当時の私は、留学が終わった後の進路をウジウジを悩んでいました。

実際に、もう留学に来てしまいましたが、今のところ進路は未確定。

でも、悩んでいるなら、とにかくやるべきことをやるのみ!

この本は、私に挑戦することの大切さを教えてくれました。

ぜひ、今留学に悩んでいる方がいましたら、ぜひこの本を少し読んでみてください。

新しい視野が広がりますよ!

 

Teach For Japanのサイト:https://teachforjapan.org/

Teach For America のサイト:https://www.teachforamerica.org/