Pre-Sessional Courseの最終試験とは?

移転しました。

Pre-Sessional Courseの概要

今日はUCLの留学生オリエンテーションに参加してきました。

そろそろ、修士課程本コースが始まると思うと、ドキドキワクワクします。

きっと、本コースが始まるや否や、Pre-sessional Courseの思い出は、薄らいでしまい兼ねないので、今のうちに全てまとめ上げたいと思います。

ということで、昨日に引き続き、今日もPre-sessional Courseについての内容です。

昨日の内容には、過去のPre-sessional Courseの記事のリンクも貼ってありますので、下記のリンクから、過去の記事も探り当ててください。

なお、カテゴリーのPre-sessional Courseには、これまでの記事がまとめてありますので、Pre-sessional Courseをご検討の方は、そちらをどうぞ!

ucl.hatenadiary.com

 

Pre-sessional Courseの試験

他の大学の様子までは分からないのですが、UCLの場合はPre-sessional Courseには最終試験があります。

この最終試験はIELTSのように4技能全ての試験と、総合点(overall)の点数が出ます。

合格基準は以下の通りになっています。

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Source:https://www.ucl.ac.uk/prospective-students/graduate/learning-and-living-ucl/international-students/english-language-requirements

 

修士課程の場合は、good level ですので、Overall 70% / each skill 65%ということです。

合格基準70%というのは、IELTSのBand 7.0と等しいという扱いになっています。

テストは100点満点で行われますので、70点を取得すれば、Band7.0という扱いにしてくれます。 

ただし、SpeakingとWritingについては、100点満点の試験ではなく、IELTSのようなBand 制で、評価基準に従って、点数がつけられました。

 

*なお、Unconditional Offer をもらいながらもPre-sessional Courseに参加している人は、Reading とListeningのテストは免除という扱いでした!(これはHPには載っていない情報でした。

 

全体の合格率

実は、全体の合格率は結構高いです。

2018年の結果では、95%の受講者が合格点をもらい、修士課程に進学しました。

しかし、残念ながら5%は落ちます。

今年も落ちた人がいるという情報が流れてきました。とても、辛いですね。

 

不合格の場合は、すぐに自分の国に帰らなければいけないわけではなく、多少の交渉の余地があります。

交渉のためには、自分の修士課程の先生にメールを入れなければいけません。

不合格の原因が、ほんの少し合格点に満たない状況だった場合は、コースリーダーの権限で合格に至ることがあるそうです。

しかし、これで合格が出る場合は、その年のコースの学生数にもよるようです。

 

MOCK Examを実施してくれる

実は、最終試験の2週間ほど前にMock Examと呼ばれる模擬試験を提供してくれます。

これは、最終成績には含まれませんが、このMock Examで試験の雰囲気や、出題傾向に触れることができます。

大体の場合、Mock Examで、みんな「やばい!」という印象を持ちます。

実は私も「ヤバイ」と思いました。

IELTSと比較すると、Listeningが半端なく難しかったからです・・・。

先生方にも、Pre-sessional CourseのテストはIELTSと違うから覚悟してね!

と言われていたのですが、Listeningに関しては本当に難しかったです。 

最終試験について

最終試験は1週間に渡って実施されます。

1日1つの試験がありました。

スピーキング

3〜4人のグループで、グループディスカッションのような試験でした。

IELTSと比較すると、質問内容はとてもアカデミックで、難しいですが、真面目に授業を受けているとしっかりと答えられました。

リスニング

リスニング試験は、本当に容赦ないです(笑)

PASHEのリスニング試験は、結構長めのスピーチや講義を聞いて、要約をさせれます。

もちろんTrue or Falseなどの基本的な試験もありましたが、文章を書かなければいけないものが多く、本当に難しかったです。

リーディング

妥当なレベルの課題でした。

IELTSでBand7.0を取れていれば、大丈夫な印象です。

でも、やっぱり要約はさせられます。選択問題だけではないのが特徴でした。

ライティング

ライティングの試験は、500ワード程度の文章を書きました。

内容は講義で学んだことでしたので、しっかりと復習をしていると書けました。

なお、ライティングの最終点数は、本番の試験だけでなく1500ワードのファイナルエッセーの点数と合わせた合計により評価をいただきました。

 

私の結果

全然自信がなかったのですが、結局は私のIELTSと同じくらいの結果でした。

実は私はIELTSのライティングがBand6.0しか取れず、ライティングのせいでPre-sessional Courseに参加することになったのですが、Pre-sessional CourseのライティングはBand 7.0でした。

 

あんなに苦労したライティングですから、8週間でBand1.0が上がるほど英語力が向上したとは思えません(笑)

でも、私のライティングの力を大学の先生はBand7.0あると見込んでくださったと思い、感謝したいと思います。

ひとまず、Pre-sessional course終了です♪