奨学金の面接内容とは?

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出典:Pixabay 

面接のために帰国!

JASSOの奨学金の一次選考の結果をいただいたのが、2019年1月。

準備する暇もないまま、すぐにタイから日本行きのチケットを取得し、2019年の2月奨学金の面接のために、日本へ帰国しました。

 

そして、バンコクー日本の往復の飛行機代、ホステル代をかけて、もらえるかどうか分からない奨学金の面接を受けました。

とても緊張したのですが、昨年度は書類選考で落ちてばかりでしたので、面接官の方々に直接話を聴いていただけるチャンスを貰えただけでも幸せだと思うようにしました!

 

面接当日の様子

面接会場は、お台場でした。

田舎者の私にとっては、お台場はとても楽しい観光地というイメージなのですが、その日だけは、早く終わって帰りたいと願うばかりでした。

 

面接試験前、試験会場には10人程度の受験者が集められて、説明を受けました。

(おそらく、分野によって集められる時間が違ったんだと思います。)

 

その後、それぞれ受験番号が呼ばれて面接会場へ案内されます。

私は1番目に呼ばれて、本当に緊張しました。

 

面接室には、3名の面接官、2名のタイムキーパーらしき人、1名の案内係り、そして、皆さんに囲まれるように私の椅子が用意されていました。 

 

面接の内容

面接では、まずはじめに、1分半の自己紹介ならびに、留学の目的現地の言葉で話す時間があります。

私の場合は英語でした。

 

この1分半のスピーチは、面接の案内状が届いた時から伝えられていましたので、内容はしっかりと考えておりましたし、文章にはネイティブチェックも入れていました。

 

が、緊張のあまり・・・文章が途中で飛んでしまいました

でも、深呼吸をしたら、戻ってきたので、よかっです(汗)

少し、深呼吸した分、時間オーバーしてしまったような感じですが、それは多めに見てくれたと思いたいです・・・。

 

ちなみに、このスピーチは、これでもか!というくらい練習しました。

 

 

 

構成は

1)自己紹介ーどこの大学へ留学予定か

2)留学先での専攻(教育社会学)について

3)私が興味のあることマイノリティーの学力問題と自身の教師経験について

4)イギリスのGCSE試験と学力問題についての研究テーマ紹介

5)将来の夢

 

1分半ってあっという間で、今まで書いてきた大量の研究計画書とPersonal Statement を合わせて、すごーく短めにしたものに仕上がりました。

もっともっと言いたいことがあったのですが、厳選に厳選を重ねて、色々な人に聞いてもらって、完成させました。

 

面接官から聞かれたのは次のような内容でした。

なお、私の回答は知識不足の恥ずかしいものばかりでしたので、ブログには載せないことにしますね・・・。

 

1)マイノリティーの学力問題について

イギリスにおける中華系は優秀と書いていたけれど、基本的に中華系は世界中どこでも優秀だよね?日本で問題になっているのは、南米の子供達だったりするよ。どうやって、イギリスの教育制度が、マイノリティーのためになっているか証明できますか?

 

2)GCSE試験がどのようにマイノリティーの学力問題と繋がっていると考えますか?

 

3)基本的なことだけど、「教育社会学」ってどんな学問ですか?

 

4)日本の教育制度とイギリスの教育制度の違いは?日本とイギリスの教育制度が目指すものの違いって何ですか?

 

5)大学では、農業経済学を勉強していたのに、大学院では教育学を勉強したようだけど、どうして、大学から大学院に移る時、大きく学問の変更をしたの?

*実は、私は大学では農業経済を勉強して、大学院で教育学を学び小学校教員および英語教員になったという、何とも稀な経歴を持っているんです・・・。

でも、この点については確固とした理由があったので、しっかりと理由を述べることができました。

 

以上!こんな感じでした!

面接官の方々は、とても優しくて、私の知識不足でまだまだ不十分な答えを一生懸命聞いてくださいました。

そして、奨学金の応募書類を作成するために、調べたことをしっかりと伝えられたことに、私としては満足でした。 

 

分野が分野なだけに、あまり参考になるとは言えないかもしれませんが、雰囲気だけでも伝わればと思います。