海外留学ー学費の支払い方法は?ー
留学先でのお金の管理、とても頭が痛いですね。
海外の大学って、とても学費が高いので、どのようにお金を支払うのか?というのは悩みどころです。
ちなみに、UCLの学費はどれだけ高いか計算した記事がありますので、お金がいくらかかるのか、知りたい方はそちらをどうぞ。
結論から言いますと、私の場合「現地口座を開設して、日本の口座からお金を送金する」という方法にしました。
でも!
これがベストな方法ではないかもしれません。
では、どのような支払い方法があるのか?検討してみます。
1)クレジットカードで支払う
留学する場合、私たちは収入がありませんので、学費の支払いに必要な額ほどクレジットカードの支払い限度額はない場合が多いです。
(*過去に働いていて、限度額がとても高いものを持っている場合は違いますが・・)
しかし、クレジットカード会社によって、一時的に使用限度額を上げる方法があります。
その場合、学費一年分の一括支払いまで上限をあげられるクレジットカード会社もあるようですので、出国前に確認しておきましょう。
また、家族カードだと限度額が高めに設定できる場合もあります。
(私の場合は、もう年齢も年齢ですから、家族カードという選択肢は初めからありませんでした汗)
*しかし、ここで注意したいことがあります!
現地で、ビザの延長をする方は注意です。
現地でビザを更新する際は、資金証明を求められることが稀にあります。
クレジットカードで学費を支払う方は、日本の口座の資金証明をどのように取得して、どのようにビザを延長するのか?ということも考えておいた方がいいと思います。
2)現地口座を開設して、日本口座から送金する
日本からお金を送金する場合、いくつか問題点があります。
マイナンバー制度ができたあたりから、日本に住民票を置いていない場合、日本の銀行口座を持てないような仕組みができています。(私は、このマイナンバー制度に散々悩まされました・・。)
ので、自分名義の口座(日本)から自分名義の口座(海外)へのオンライン送金が難しい場合もあります。
また、オンライン送金の限度額も30万程度と低く設定されているので、留学費用に必要な額を送るには、結構な手数料と日数がかかると思います。
ですから、家族に頼んで、家族が送金手続きをした方が良いと思います。
(私は、これをしました)
窓口の場合でも送金限度額が厳しかったり、銀行間送金はレートが高かったり、手数料が高かったりしますが、信頼できるという点で、私は新生銀行にお願いしました。
新生銀行の場合、窓口ですと一回の送金でかなりの額が送れ、レートがとても良かったからです。
しかし、残念ながらこのサービスは9月で終了するので、もう新生銀行とはさようならになりそうです。
3)現地口座を開設して、Transfer Wise で送金する
Transfer Wiseは画期的な、留学生の味方です。
一回の上限100万円で、日本の口座から現地の口座へお金を送金することができます。
また、海外在住者でもTransfer Wiseのアカウントを作ることができ、手数料もとても安く、オンラインで金額を入力して、日本の指定口座にその金額を振り込むだけで、数日後に現地の口座にお金が支払われます。
私はまだ試していないのですが、これからチャレンジしてみたいと思います。
*初めてTransfer Wise を知った時は、メリットばかりで胡散臭いと思ったのですが(ごめんなさい)、私の友人はTransfer Wise を使って成功していますし、ネットでもたくさんいいコメントを拝見しているので、留学生の味方であることが分かりました。
4)Flywire で大学に直接送金する
FlywireもTransfer Wise と同じ仕組みで、日本の銀行から指定銀行(日本国内なのかな?)にお金を支払うことで、大学に入金されるというシステムです。
アメリカではとても有名らしいですが、残念ながらイギリスでは有名ではありません。
しかし、留学生の学費の支払い問題は、かなり大きな課題ですので、このFlywireは留学生が大学にお金を支払うという目的で、お金の送金をしてくれます。
しかし、Flywireを導入している大学とそうでない大学がありますので、大学の学費の支払い方法をしっかりと確認してください。
以上、留学費用の支払い方法についてでした。
これまで、銀行関係に無頓着でしたが、本当に失敗を重ね色々と勉強させていただきました。お金トラブルは、避けたいですね・・・。