最後のタイ旅行―ナコンサワン県の魅力ベスト3―
バンコクから北に3〜4時間ほどの所にあるナコンサワン県は、タイ北部の入り口とも呼ばれています。
バンコクからの交通手段は、バス・電車・ミニバンです。その中でも、ミニバンが最も便利な交通手段なのですが、タイではミニバンの交通事故が絶えません。
私は以前ミニバンをよく利用していましたが、15人も乗客を乗せて時速100km超えの車に揺られるのは、もう懲り懲りなので最近はバスしか選びません。
しかし、今回ナコンサワン行きのバスの時間がとても悪かったため、渋々電車での移動を選択しました。
そしたら、なんと!
なんと!!
行きの便は前日の脱線事故による2時間の遅延。
私の朝7時バンコク発の電車は結局9時発となり、ナコンサワンに到着したのは13時半でした。合計6時間半も電車の中に缶詰・・・。はー・・・。
(最後の最後でタイの洗礼を受けました笑)
でも、タイの電車は時刻表があってないようなもの。
修行のようで、洗礼を受ければ受けるほど、日本では普通ではないことが普通に思えて笑えてきます。タイの洗礼、おすすめ体験です。
さて、ロンドンへの準備も大詰めの中、今回私はどうしても最後にナコンサワンに行きたかったんです。
それは、私が日本語を教えていた学生がいつもナコンサワンについて話しをしてくれたから。
昨年9月からタイでの10ヶ月、私は日本語教師という新しいキャリアを踏みました。
英語を教えるのとは、また違った難しさもあり、毎日が教材研究でした。
でも、振り返ると、この1年間、たくさんの学生に「ありがとう」という言葉をかけてもらい、本当に素敵な日々でした。
そして改めて「私は教育現場で学生と勉強しているのが好きなんだな」って感じました。
今回そんな理由で訪れたナコンサワンの魅力を順位形式で発表します!
第3位:レアな絶品タイ料理を食べることができる!
私はタイ料理が大好きです!
たまに辛すぎますが・・・日本人に合う味付けが多いと思います。
さて、今回初めて食べたタイ料理は「カオパラームロンソン」という料理!!
とても名前が長い料理ですが、これはナコンサワンの郷土料理で、バンコクで食べられるお店は1件だけ。(レアですね!)
味はカレーのような、あんかけのような・・・!とにかく、美味しい!
ぜひ、カオパラームロンソン発祥の地ナコンサワンで食べていただきたいです。
絶品です。
第2位:2色の川が混ざる瞬間が見える!
タイで一番有名な川は?
そう、誰もが知っている「チャオプラヤー川」
バンコクでは、チャオプラヤー川は観光地同然、大きなデパート、ナイトマーケット、お寺、クルーズ船があって、夜になるとネオンがピカピカキラキラしています。
それはそれでいいんですが、、、。
実はチャオプラヤー川って、2つの「赤い川」と「金色の川」が合わさって、1つの川になっているんです。
その合流地点が「ナコンサワン!」
川が赤色!?
川が金色!?
混ざると、何色?!
気になった方は、ぜひナコンサワンに足を運びましょう。
<補足>
*赤い川の原因は、赤土が影響しているようです。
*金色の川の原因は、川底が茶色い土で、金色の川は栄養分が多く川魚が豊富です。特に、ナマズ笑
第1位:ナコンサワンの人が優しすぎる(涙)
ナコンサワンには外国人はほとんどいません。
もちろん、外国人の観光客も来ません。
なので、ナコンサワンに来ると、一気に「注目の的」になれます。
私はこの旅で。
*色々な人に英語や日本語で話しかけられました。
*たくさんの人が私に会いに来てくれました。
*皆さんにとてもよくしてもらいました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
タイの心温まる県「ナコンサワン」ぜひ、一度訪れてみてはいかがでしょうか?
<オススメの交通手段>
1)タイの洗礼を受けたい派 電車(フアランポーン駅発着)
2)早く移動したい派 ミニバス(モーチットバスターミナル発着)
3)移動は夜行派 バス(モーチットバスターミナル発着)