IELTS Writing 対策 ー書くだけでは不十分!?の巻ー
本日はタイのナコンサワン県からブログを書いております。
ナコンサワン県はバンコクから電車で3時間〜4時間ほどの北に行ったところにあり、自然豊かな町です。
私にとってこれが最後のタイ旅行!あとは、ロンドンへ行くのみです!!
このナコンサワン旅行については、もう少し落ち着いたらまとめたいと思います。
さて、今日もIELTSのライティング対策についてです。
このネタは、やっぱりIELTS学習者にとっては気になるネタですからね。
みなさん、IELTSのライティング対策ってどのように行なっているのでしょうか?
私の当初の対策方法は「たくさん書いて、問題の傾向に慣れる」ことでした。
しかし、この方法ではライティングは太刀打ちできないことを私の2年間に渡るIELTS学習の後半に感じました。(長かったし、気づくのが遅かった・・・涙)
では、何が必要なのか?と言いますと
「リーディング」です。
やっぱりいい文章を書くには、いい文章読むことが大切です。
なぜ、このような理解に至ったのか?と言いますと、あるネイティブの先生と授業でのやりとりでした。
<授業中の会話>
ーこの授業では、自分で書いてきたエッセーを添削してもらっていましたー
私:「先生、私は時制、冠詞、不可算名詞の使い方に課題があることが多いんです。私が書いてきたエッセーを見ながら、そのような点について指導していただきたいです。」
先生:「OK!」
ー先生チェックー
先生:「最近、本読んでる?」
私:「まー、少し」
先生:「何の本?英語?」
私:「はい、英語で教育学者の哲学についての本を読んでいます」
先生:「それ、楽しいの?」
私:「それなり・・・かな?あんまり先に進まないけど(笑)」
先生:「はっきり言って、君にはIntensive Reading が欠けているよ!」
私:「What?!(少しムッとしました笑)Intensive Reading で何を読めばいいんですか?」
先生:「小説とか・・・もっと楽しいものをたくさん読みな!」
私はムッとした瞬間に次の2つのことを考えました。
- 小説を読むことで、Task1のグラフを上手に表現できるようになるのか?!
- 小説を読むことで、Task2のアイディアをすぐに考えられるようになるのか?!
しかし、、、、
これだけの会話のあと、私の勉強方法は一転しました!
1)「小説を読め!」と言われたので、英語の小説を読み始めた。
*この時は、取り組みやすいものから!と、村上春樹のKafka on the Shore を購入しました。(私は村上春樹の大ファンなんです。)
*小説を読み始めたら、速読力がついてReadingの点数が上がった!(おまけ、ラッキー♪)
*Task2で使えそうな語彙やイディオムが結構あって、復習になった!(おぉ!)
*ネイティブの先生がオススメしていたのは、Grade Readersシリーズです。これは、短い小説ですし、自分のレベルに合った英語力を選べるので、飽きずに読むことができます。(私は、少し反抗して村上春樹を読み始めたんですけどね笑)
2)Task1対策として、統計的データを読み始めた。
(例1)Office for National Statistics https://www.ons.gov.uk/
(例2)OECD Data https://data.oecd.org/
*通勤時間を使って、好きなグラフを読んでいました。
ここでのグラフの解説は、IELTS Band 9 のクォリティーそのものです!
知らない人が書いた文章で勉強するより、これを読んでいた方が、より良い表現に近づけると確信しました。
*イギリスの統計的データを読んでいたことで、イギリスの教育事情について深く知ることができて、奨学金の面接に役立ちました。(一石二鳥です!)
こんな感じで、私の勉強方法は大きく変化を遂げました。
結果的には、やっぱりリーディングというインプットなしでは、ライティングでのアウトプットは難しいんだな!ということが分かりました。
では、単語帳でのインプットはどうか?と言われると、
それも十分ではないと思います。
個人的な理由としては、正しい使い方をしている文章をしっかりと読んで覚えた方が、上手に単語を使うことができるからです。
最後に余談になりますが・・・・
実は私に大きな影響を与えたネイティブの彼・・・。
今はIELTSの試験管となってしまいました。
人生って色々ですね。
以上、ライティング対策についてでした!