【わたしと英語】英語嫌いだった私が英語の教師を目指したわけ

はじめに 

f:id:l0vu4evr:20200322112037p:plain

Sayaってもともと英語が得意だったの?

いや・・・。タイトルにもあるように、わたしは英語が大嫌いでした。わたしは生粋の田舎者で、家族の誰も英語なんか話すことができませんでした。

 

では・・・

今日は、なぜそんな私が英語の教師を目指したのか?というテーマについて「私と英語」というトーキングマラソンのお題に沿って思い出話をしたいと思います。 

 

英語を始めたきっかけ

f:id:l0vu4evr:20200322110224j:plain

 私が英語を勉強し始めたきっかけは、突如訪れた父の海外単身赴任でした。

 

小学校4年生だった私は、父が帰ってくるや否や、いつものように父に「おかえり」の挨拶をしたのですが、その日だけは、父は無言でした。

 

そして、母と共に部屋に鍵をかけて、静かに話をしていました。

様子が変だと思いました。

 

その、数ヶ月後・・・。

 

父は数年の海外単身赴任のために、一人海外へと行きました。

 

父の単身赴任が始まったその夏、私は初めて父の元へ遊びに行きました。

その国は途上国でした。

 

日本と全く違う国・・。

幼い私には、全てが受け入れられませんでした。

 

食べ物・英語・生活様式・その国のにおい・・・。

 

全てに嫌悪を感じた私は、ホテルから出られなくなってしまっていました。

これが、私の初めてのカルチャーショックでした。

 

それを見た両親が、将来のために、英語を勉強させたい!!という思いで、私は旅行から帰ってくるや否や、英語の勉強をさせられることになりました。

 

でも、初めてのカルチャーショックの衝撃が強すぎて、私は英語を全く好きになれませんでした。

 

今でも・・・

あの時、父が出してくれた粉で作るオレンジジュースの味

初めて食べたパパイヤの味

デパートの独特なにおい

私の目で見た光景

 

全てが鮮明に思い出されます。

 

なぜ英語の教師を目指したのか?

f:id:l0vu4evr:20200322110756j:plain

幼いころ英語の勉強を嫌々ながらも始めた私だったのですが、

高校生までの私は、かなりストイックに勉強していました。

(過去の記事を読んでいただくと分かります。)

 

 

ucl.hatenadiary.com

 

 

一方で、やっぱり、私は英語が嫌いで、ずっと自信がありませんでした。

自信がないからこそ、もっともっとやらないと、ダメな気がしてストイックになっていたのかもしれません。

 

不思議な心理だね〜・・・。

 

ですから、私は英語の教師になりたい!なんて思ったことは一度もなく、数学ⅢCまで勉強した理系の人間でした。

もちろん大学も理系です。

 

そんな私なんですが、大学生だった当時、私は先輩にお願いされて、英語キャンプ ボランティアに参加することになりました。

 

そして・・・

私の人生は変わりました。

人生が変わった瞬間

なんでキャンプで人生が変わったの?

小さいことですが、子ども達が、英語すごい!かっこいい!!ってほめてくれたくれたからなんです。

 

私にとって、英語との出会いは最悪でした。

カルチャーショックからの始まり、英語力については劣等感で溢れていました。

 

このキャンプに参加するまで私は「英語ができる!」なんて自分を肯定的に捉えられることはできませんでした。

 

でも、初めて誰かに認められた経験で、私の英語への努力は社会に貢献できるものであるということを知れたんです。

 

だから、私は教師を目指しました。

終わりに

先ほどもお伝えした通り、私は理系でしたので、学部を卒業するだけでは英語の教員にはなれませんでした。

 

ですから、大学院で文転し教育学研究科に進学しました。

大学院では、研究をしながら学部の授業を受講し、教育実習や介護等実習に参加して、教員採用試験の勉強も必死に行いました。

 

そして、晴れて教師として教壇に立つことができた日は、とても嬉しい瞬間でした。

 

そんなこんなで、英語が嫌いだった私が英語の教師になれたわけです。

 

最後に!!

今の私はの目標は・・・

自分の英語力の限界を超えられるよう、毎日努力をしていくことです。頑張るぞ!

おわり