【IELTS Writingのコツ】エッセーは読み手への思いやり
はじめに
皆さん、こんにちは。
最近私は、イギリスでロックダウン生活を送っているのですが、「朝活」というものを始めました。
ロックダウン生活をしていると、時間がどんどんズレてしまうので、意識的に早起きをして、早起きをしている今の時間をブログの執筆やヨガにあてることにしました。
とても気持ちがいいです!皆さんもぜひ、朝活してみてください♪
そして!今日は久しぶりにIELTS対策に関する記事を書いてみました。
ずーっと前から、この内容は書きたかったのですが、私も頭を使う内容で、サラッと書けないので、ズルズルと後回しにしていました。
が!
今日は、朝活パワーでなんだか書ける気がしたので、ライティングのコツをまとめたいと思います。
この内容は、私がUCLで学んだ内容の一部とIELTS採点の基準と私のユーモアを合わせた内容です。
ぜひ、一つの情報源として参考になさってください。
ご質問がある方は、お問い合わせ または TwitterのDM (@l0vu4evr)で受け付けております。
テンプレートの使用は程々に
エッセーの解説の前に、まず述べておきたいことがあります。
テンプレートの使用は程々に
きっと、「これを使ったらBand●」みたいな文言はよく見ると思います。
全員がこれで点数が取れるなら、本当にいい話ですよね。
辛い時は、甘い言葉に誘われやすくなるものです。
ですから、テンプレートを丸暗記する時間があれば、自分の文章を極めることをおすすめします。
でも、どれが高得点の文章か分からないからテンプレートが欲しい!!
そう!!そこがWritingやSpeakingの苦しいところ。
一人で勉強していると、何が正解か分からないんですよね。
ですから私がおすすめするライティングの勉強方法は・・・
過去の記事は少し読みにくいと思うのですが・・・
(ごめんなさい、追々リライトします。)
そのほかにも、IELTSの記事はたくさん出しているので、こちらからご覧ください。
Coherence and Cohesionイメージ
今日は、IELTS Writingの採点項目Coherence and Cohesionのことについて解説したいと思います。
さて、皆さん、ボール送りゲームって知ってますか?
小中学校の運動会や親子競技大会とかで行うゲームだった気がします。懐かしい〜!!
そうです。今こそ、幼い頃ゲームで勝つために丁寧にボールを送っていた気持ちを思い出して、その力を発揮してください!!
????
というのも、IELTSの一つの観点である、Coherence and Cohesionはボール送りのように、読み手を思いやって、丁寧に丁寧に、次の文章へとパスを送ってあげないといけません。
書き手はゴールが分かっているので、頭の中で、勝手にゴールできてしまうのですが(笑)
初めて読む人はゴールが分かりません。
そして、すぐにスタートも忘れてしまいます。
だから、 このパスを丁寧にしてあげないと、読みにくい文章となってしまうんです。
まるで、エッセーを書くことは、ボール送りのようではありませんか?
後ろの人を思いやって、丁寧にボールを渡す。
後ろの人は、前の人の思いを汲み取って、渡しやすい姿勢で待つ。
エッセーはテンプレートではなく、思いやりなんです。
思いやりのあるエッセー
んじゃ、どうやってエッセーに思いやりを込めればいいんだろう?
思いやりのあるエッセーというのは、弾力性のあるエッセーだと思います。
今回は、図を作って見ました。
図にあるピンク・オレンジ・緑の3つの線と共に、思いやりポイント3つを説明していきます。
ピンクの線:見通しをつける
- Thesis Statementとは:この文章はどんなことを書いているのかを示す文章です。
(例)This essay will explain about education system in Japan from two perspectives, national curriculum, and standardized test.
(例)のような文章だと、読み手は
Paragraph 1=national curriculum
Paragraph 2=standardized test
という見通しがつけられますね。
見通しがつく!!という点が思いやりポイントです。
緑の線:一貫性をもたせる
- 緑の線は、パラグラフの始まりと終わりの文章の繋がりです。
-
イメージは山手線です。
- Topic Sentenceからぐるっと回って、Topic Sentence=Concluding Sentenceとつなげてあげる。
山手線が脱線しないようにすることが、思いやりポイントです。
オレンジの線:代名詞を丁寧に
- オレンジの線は、文章と文章の繋がりですね。
- ここで重要なのは、適切に代名詞を使うことです。
Saya is a former English teacher
Saya used to teach junior high school students.
Saya is・・・・
この文章読んでて、どうですか?
「もうSayaだって分かっているから、Sheでいいよ!!」となります。
- アカデミックライティングになると、文章や単語も複雑化して、この代名詞を見落としてしまいがち!
代名詞を上手に使えると、読み手がスラスラ読める文章に変わります。これが3つ目の思いやりポイント!
終わりに
今日は、ここまでにしたいと思います。
最近、コロナのせいで、IELTSの試験も延期になっていると聞きました。
試験が延期になるなんて、モチベーションも下がりますよね・・・。
でも、夢は諦めず、前向きに!頑張りましょう。
私も今のロックダウン、前向きに引きこもろうと思います。