Pre-sessional Courseとは?

Pre-sessional Course とは大学院開始前に行われている、外国人用の英語の集中講義です。

イギリスの大学院の場合、多くの大学院がPre-sessional courseを開講しています。

 

このコースに参加する人は、主に大学院の合格が条件付き合格( conditional offer )である人だと思いますが、中にはUnconditional offer を持っている人で、大学院が始まる前に英語の勉強をしたい!という人も受講しています。

 

私は、今年の7月から8週間のPre-sessional Courseを受講します。

(できれば受講したくなかったのですが・・・。)

 

このPre-sessional CourseはUCLの場合、最長で18週間(約5ヶ月ですね!)用意されております。

5ヶ月受講する人の中には、大学院に入学せず、英語力向上のため短期留学として来る人もいるようです。

 

さて、参加条件と参加費は以下の通りです。

 

1)18週間コース

  • UCLからのオファーなしでも参加可
  • IELTS overall 5.0 
  • 8,650 ポンド(120万円ほど)

2)12週間コース

  • UCLからのオファーがある人のみ
  • IELTS overall 5.0 ~ 6.0 (専攻により異なる)
  • 6,260 ポンド(90万円ほど)

3)8週間コース

  • UCLからオファーがある人のみ
  • IELST overall 5.5 ~ 6.5 (専攻により異なる)
  • 5,285ポンド(70万円ほど)

4)6週間コース

  • UCLからオファーがある人のみ
  • IELTS overall 6.0 ~ 7.0 (専攻により異なる)
  • 3,950ポンド(55万円ほど)

一応、サイト情報ものせておきます。

https://www.ucl.ac.uk/languages-international-education/study/courses-international-students/pre-sessional-english-courses

大学次第で、色々なPre-sessional Courseと参加条件がありますので、UCL情報はあくまでも参加の目安です。

 

ちなみに、UCLのpre-sessionalコースは他大学と比べて、お高めです。

(なぜでしょう。。。。)

そのため、Unconditional offerを持っている人は、他大学のpre-sessional courseに数週間通って、少し英語の勉強をしてから、Unconditional offerを持っている大学の大学院に入学するという人もいるらしいです。

 

なお、注意していただきたいことが一つあります。

近年IELTSはUKVIというVISA用の少し高めのIELTSがあります。Conditional offer を持っている人で、Pre-sessional Courseを受講する人は、必ずUKVIのIELTSスコアでなければ、VISAがでません。(CAS number がもらえません)

*unconditional offer の人は、普通のIELTSでも大丈夫です。

そのため、pre-sessional courseを考えている方は、早めにUKVIの情報を集めておいた方がいいと思います。

UKVI IELTSの存在については、また別の機会に情報提供いたします。

 

なお、教育学を勉強する学生は、Institute of Education ( IOE )が提供する別のPre-sessional Courseに参加しなければいけないんです。

 

そのため、私はIOEが提供する別のPre-sessional Course を受講します。(教育学に特化した授業でもしてくれるのでしょうか?疑問です・・・。)

その場合は、12週間と8週間のコースしかないため、私は8週間のコースを受講することにしました。

 

約2ヶ月のコースに70万!という高額な受講料なのですが、大学院での授業が実りあるものとなるように、もう少し英語力を鍛えたいと思います。