Tier 4VISAの更新で気をつけたいことーイギリス国内の大学を通して更新する場合ー
はじめに
イギリスの大学に留学する場合には、必ず知っておきたいのが、Tier4 VISA(学生ビザ)の情報ですね。
これまで、何度かTier4ビザの情報は提供させていただきました。
一応、参考までに2つの記事のリンク貼っておきます。
現在、イギリスは移民が増えすぎているため、年々ビザの問題は複雑化しています。
とりあえず、滞在者の私としては、ビザ問題だけは絶対に起こりたくないです。
もちろん、この記事を読んでくださっている皆さんも、同じ気持ちでしょうから、私の記事は参考までに、しっかりとImmigrationのHPや大学の情報も合わせて、Tier4VISAの準備をしてくださいね。
*VISAは毎年のように規則の変更があったりしますからね!!
Tier4 VISA更新の対象者
さて、Tier4VISAですが、無条件合格(Unconditional Offer)をもらってイギリスに来られる方は、日本で、もしくは、滞在国が外国であれば、その滞在国で取得されるでしょう。
そして、1年間の修士課程のみでしたら、Tier4VISAの更新手続きも行わなくていいはずです。
でも、もし、そのまま博士課程に進学予定でしたら、国内でのTier4VISAの延長手続きをする必要があると思います。
また、条件付き合格(Conditional Offer)の方は、大学院入学前のPre-sessional Courseを受講することが多いと思います。
Pre-sessional Courseを受講する場合には、イギリスでのVISA更新手続きを行わなければいけませんので、出国前にしっかりと対策を考えておきましょう!
*なお、Pre-sessional Course の概要についての記事も貼っておきますので、ご覧ください。
Tier4 VISAの更新に必要なもの
Tier4VISAで必要になってくるものは、下記の通りです。
*語学証明書(Pre-sessional Courseの結果)
*大学から発行されるCAS
*Unconditional Offerの通知書
*パスポート
*イギリス入国時に取得したビザ
*すでにBRPを取得している方は、BRP
*資金証明書
これらが、必要なものです。
ちなみに、
*滞在証明は必要ありませんでした。
*結核証明も必要ありませんでした。
(私の場合は、最初のVISAをタイで取得したため、結核証明の提出が必要だったのですが、今回の更新では、タイを出国して6ヶ月未満だったのですが、結核証明については触れられませんでした。)
UCLの場合は、大学構内にTier4VISAのチェックサービスが開設され、UCLの学生は、そこを通して、提出書類のチェックを行ってもらいます。
大学を通して行うので、結構安心してVISAの提出を終えられるかと思ったら、それは大間違いでした。
やっぱり、イギリスのビザには落とし穴があります(苦笑)
気をつけるべきこと
たとえ大学に書類を提出するのであっても、やっぱり、油断は大敵です。
その落とし穴とは・・・
もちろん資金証明です。
資金証明の詳しい内容については、以前の記事に詳しく書きましたので、ぜひ読んでいただきたいです!
読んでいただくと、お分かりの通り、28日間の資金証明をするには、取引証明がベストです!
基本的に、日本はLow Risk Countryに指定されているので、日本でTier4 VISAを取得する際は、資金証明は提出する必要がありません。
ですが!
イギリス国内の大学を通した申請は、厳密でした。
国籍問わず28日間、一定の金額が入っているのを証明できる書類がないと通りませんでした。
噂によると、17ポンド足りなくても、受け付けてくれなかったそうです。
また、オフィシャルなもの(銀行の証明 /奨学金の需給証明)でない限り、申請拒否をされました。
つまり、日本で申請するよりも、基準がとても高かったんです!
それを知らず、毎年トラブルに見舞われる人がいます。
かわいそうなことに、今年もいました・・・。
トラブル回避のために
28日間の資金証明トラブルを回避するために!
これから留学準備を行う方には、資金証明をどのように現地で手に入れらるか?対策をしてから渡英した方がいいと思います。
私の1番のおすすめは、イギリスの現地銀行を開設して、海外送金をすることです。
海外送金は少し大変かもしれませんが・・・(私は結構苦労しました)
でも、今はTransferWiseというアプリがあります。
このアプリを使えば、スムーズに取引ができます。
使い方は、チオリーヌさんのブログで詳しく説明してくださっておりましたので、そちらをご参考になさってください。