Pre-Sessional CourseについてーUCLの概要ー
- Pre-sessional Courseとは
- Pre-sessional Courseの参加条件
- Pre-sessional Courseの参加期間
- Pre-sessional Courseの学費
- Pre-Sessional Courseは受けた方がいいのか?
Pre-sessional Courseとは
Pre-sessional Courseとは、イギリスの大学院特有の大学準備コースのことです。
このコースは、イギリスの大学であれば、どの大学にも用意されています。
しかし、コースの費用や参加条件は大学によって異なります。
基本的に、このコースに参加する人は留学生で英語がネイティブではない人です。
特に、Conditional Offer (条件付き合格)で、英語の条件を満たす必要がある学生が多くのですが、Unconditional Offer (無条件合格)の人も参加しています。
英語の勉強でしょ?と思われるコースなのですが(実は、私もそう思っていました)
実際は、全然違って、自分の専門分野の先生方の授業を受けることができます。
私の場合は、教育学が専門分野なので、宗教教育、音楽教育、評価方法など、魅力的な授業がたくさんありました。
そして、短い1500wordsの最終エッセーがあったのですが、先生と構成から下書きまで、相談しながら作成することができました。
また、研究についての授業もあります。研究方法に関する基礎的な講義からグループ演習、そして学会方式の発表会まで、一通りの研究を体験させてもらえました。
大学によってカリキュラムは違いますので、もしPre-sessional Courseを考えていましたら、検索してみてもいいと思います。
なお、私のPre-sessional Courseに関する記事もありますので、もう少し雰囲気を詳しく知りたい方は、以前の記事をどうぞ。
Pre-sessional Courseの参加条件
参加条件は、大学によって異なります。
参考までに、UCLのPre-sessional Courseの参加要件を提示いたします。
実は、UCLの場合、なぜか2つのPre-sessional Courseが用意されています。
一つは、CLIE (Center of Language and International Education)が主催するPre-sessional Course
もう一つは、PASHE (Preparation for Academic Studies in Higher Education)が主催する教育学部生のみのPre-sessional Courseです。
参考に提示した写真は、CLIEのPre-sessional Courseの参加条件になります。
修士課程であれば、基本的にはGood Level(IELTS overall 7.0 / each component 6.5以上)の英語条件がありましたので、Pre-sessional Courseに参加して、修士課程を目指そうと思っているのであれば、最低でもOverall 5.0 / Each component 5.0を目指さなければいけません。
Pre-sessional Courseの参加期間
上の表を見ていただくと分かる通りUCLのPre-sessional Courseは一番長くて18週間です。
9月からスタートする修士課程に参加するために、18週間の人は4月にイギリスに来て勉強を開始します。
その他に、IELTSの点数次第で、12週間、8週間、6週間と参加期間が異なります。
私は8週間に参加しました。(*PASHEは6週間のコースがありませんでした。)
実は、Pre-sessional Course参加前は、あまりにも高い学費に、結構否定的な印象を持っていたのですが、参加してみたら、私は大満足でした!!
なお、UCLのPASHEは12週間と8週間のPre-sessional Courseしか持っていないので、18週間参加の人は、最初にCLIEのPre-sessional Courseを受講して、残りの12週間はPASHEで授業を受けます。
18週間の人たちは、CLIEでの出会いを通して、教育学部以外の友達ができて、すごくよかった!ということを言っていました。
*PASHEは6週間のコースも存在しないので、6週間の点数を満たしていても、教育学部の人は全て8週間に割り当てられます。
Pre-sessional Courseの学費
勉強になって、楽しい!!という点がPre-sessional Courseのメリットなのですが、残念ながら、学費が高い!!
参考として2019年の学費を提示いたしますね。
18週間の人は、約110万円(1ポンド=130円計算)です。
私は、8週間ですので、約70万でした。
これは大きな痛手ですね。
さて、一生に一度のイギリスでの学びの場。
Pre-sessional Courseで思いっきり吸収するか、IELTSと必死に向き合うか・・・。
ちなみに、私はdeferral request(合格延期申請)をしたので、両方選択する結果となりました(笑)
Deferral requestについてもっと知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
Pre-Sessional Courseは受けた方がいいのか?
これは人それぞれ、経済的な余裕や、価値観次第で、受けた方が良いか、悪いかは変わってくると思います。
でも、私の感想としては、「受けて損はない!!」ということです。
ただし、めちゃめちゃ中国人が多いので、イギリスで学んでいる感覚が失われますが(笑)Pre-sessional Courseでは中国人と仲良くなれました!
あとは、Pre-sessional Courseを受講している学生の年齢が若い!
基本的に中国の学生は20代前半でしたので、私は・・・お姉さんくらいですかね(笑)
若々しくね・・・・。一緒に勉強できました(笑)
でも、こちらに来ている日本人は社会人留学の人が多いので、私と同じ年齢くらいの方がほとんどでしたので、日本人の集団では私は普通でしたよ!
ということで、今回は以上です!
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