奨学金体験記②ータイムマネージメントー
はじめに
「留学へ行きたい!」
と思っても、留学までの道のりって、色々な壁がありますよね。
私は当初、海外の大学院って、お金がかかるイメージしかなくって、とりあえず、行けない場所と、調べる前から諦めていました。
それが、今、こうしてイギリスに来れている奇跡!!
長い長い準備期間がありましたが、不可能ではないということが、わかりました。
今日は、一番の難関である奨学金の確保について、タイムマネージメントという観点で、私の通ってきた経験をご紹介いたします。
奨学金応募と大学院応募の両立(私の失敗談)
奨学金申請の過程は、大学院の応募準備と同時進行でスタートしていきます。
なので、タイムマネージメントと情報収集はとても大切です。
私は手探りの中、漠然と留学をしよう!と決めたので、このタイムマネージメントが上手くいかず、留学を達成するまで3年もの月日が経ってしまいました。
*当時は、こんなに時間のかかるものだと考えてもいませんでした。
この3年間で私は・・・
- 何回もIELTSを無駄に受験したり
- 力試しとして、色々な大学院に応募してみたり
- 先生に推薦状でたくさんお世話になったり
- 日本語教師という思ってもみなかった職についたり
- 奨学金獲得に向けて、何枚も研究計画書を書いたり
思い返すと、 懐かしいですが・・・
とにかく私は遠回りをし過ぎました!
効率よくすれば、留学準備に3年間もかからないと思いますので、短いスパンで留学を達成できるような、スケジュールを考えてみてくださいね。
でも、私にとっては、3年間あって良かったかな〜と思えます。
なので、自分にあったスケジュールが一番ですね!
私の3年間の留学準備
- 2016年6月〜
大学情報収集スタート
- 2016年8月
日本への一時帰国の際に(当時は、タイで仕事をしていたので)、大学の先生に留学のことを相談し、推薦状作成の依頼をしました。
推薦状の作成については、
①大学院への推薦状(英文)
③海外の奨学金への推薦状(英文)
があることをお伝えしました。
- 2017年12月
IELTS1回目受験
- 2017年2月
British Council 主催の留学フェアに参加
*バンコクでは毎年2月に行われていますが、日本では4、5月頃でしょうか。
日本でも同じようなフェアが大阪と東京であると思います。
- 2017年2月ー3月
大学院5校に応募
ー University College London 以外合格
ー 再チャレンジを決意し、合格を辞退する
- 2017年10月ー11月
大学院3校に応募
奨学金応募(1回目)
JASSO 奨学金応募
(結果:不採用)
もう1つの財団の奨学金応募
(結果:不採用)
- 2018年12月ー2019年1月:
大学院の結果がくる
Kings College London conditional offer
University of Edinburgh conditional offer
- 2019年3月
大学院の結果がくる
University College London conditional offer
奨学金の応募(2回目)
1つの財団の奨学金応募
(結果:不採用)
- 2019年4月ー7月
奨学金の応募(3回目)
4つの財団の奨学金へ応募
(結果:全て不採用)
- 2019年8月
大学院の入学延期を決意
UCL deferral request を提出・許可される
- 2019年11月
奨学金応募5回目
JASSO奨学金の書類提出
*2018年度は、色々な財団に奨学金を申請したのですが、締め切りに追われて、大変だった過去の反省から、今年度JASSOだけに応募することにしたんです。
- 2019年1月
JASSO 1次合格通知
- 2019年2月
JASSO奨学金面接
- 2019年3月
JASSO奨学金内定
VISA準備開始
- 2019年7月
渡英
私の場合は、とても時間がかかってしまいましたが、
ぜひ、有効に時間を使って、留学準備を進めてみてくださいね。
*奨学金の財団のリストは、下記のリンクからご覧ください。
*大学独自で持っている奨学金もあるので、こちらの記事も参考にしてください。